あり得ない、リテーナーなしだなんて




多くの歯医者さんのHP(ホームページ)には、「矯正の治療期間はおよそ1年から3年です」と書いてあります。しかし実際には、この2倍前後の期間がかかる事を、知っていますか?矯正治療では、治療を終えた後、保定というものを行ないます。矯正装置を外し、保定装置(リテーナーとも言います)というものを歯にはめます。

参考になるサイトはたくさんあるのですが、例えばこちら…さいとう矯正歯科医院 のHPで、保定期間について分かりやすく解説しています。

矯正装置は、歯に力をかけ歯を動かすものです。保定装置はこれとは異なり、歯が動かないよう、固定させるためのものです。歯に力をかけたりはしないので、矯正治療で辛かった、あの痛みはありません。

ただし、装置そのものは、ワイヤやマウスピースでできているんです。なので、矯正装置と勘違いしてしまいそうです。しかしよく見ると、歯を固定させるための物であり、歯を動かす物ではない、そうではなく動かないようにするための物だということが分かります。

こちら…恵比寿ますだ矯正歯科 のHPで、たくさんあるリテーナーの種類を、写真付きで分かりやすく説明してくれています。



知っていますか?
後戻り

矯正した歯は、放っておくと元の位置に戻ろうとします。窮屈な所ではなく、収まりのいい所、居心地のいい所へ動いてしまうのです。これを、後戻りと呼んでいます。矯正治療を終え数年後経つと、歯が後戻りしてしまっている!せっかく長い期間をかけ、高いお金を払って治療をしたのに…そんな悲しい話をたまに聞きます。


保定期間の長さは
どのくらい?

こうならないために、矯正治療を終えた後、保定装置を装着します。この期間を、保定期間と言います。症状によってこの期間は変わりますが、おおよそ治療期間と同じくらいの時間をかけて、保定を行ないます。治療期間が2年間であれば、保定期間も2年となる事が多いようです。

ただし、症状によっては5年経っても10年経っても装着し続ける場合もあるようです。こう書いてしまうと、うんざりしてしまいますよね?ただ実際には、始めの頃は24時間装着していなければならないものの、半年後には寝ている時だけでいい、1年後には2日に1回という形で、装着時間は減っていく事もあるそうです。

保定装置の中には、歯の裏側にワイヤを接着させる「固定型」という物があります。あまり違和感がないので、つけているのを忘れてしまう事もあるようです。これだったら、長い期間でも我慢できるかも知れないですね。

保定期間の一例として、こちら…まきの歯列矯正クリニックのブログをご覧下さい。『リテーナーを「一生の習慣」にしていきましょう』と綴られています。このように、生涯に渡り装着し続けてほしいと考える歯医者さんも、少なくはないようです。


保定をしない歯医者さんって?

信じられないのですが、保定期間を設けない歯医者さんがあるそうです。保定装置も製作せず、治療をしたらそれでおしまいなんだそうです。うちは保定なんて必要ないと言って、患者さんを増やそうとしているんでしょうか?

こんな歯科医院であれば、多くの場合歯は後戻りすると思われます。そうならないためにも、初診相談の際に、保定をしっかりするかどうか、ぜひ歯科医師に確認を取って下さいね。


【今週のスポットライト!】



空間現代と同様、もうぶっちぎり。
goat。



曽根己 晌圭(そねみ しょうけい)
お問合せ・ご意見・執筆依頼などは
shokei.sonemi@gmail.com まで…

コメント

このブログの人気の投稿

妊婦のための痛み止めは?

歯周病でインプラントが抜ける場合も

マウスピースによる矯正