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4月, 2019の投稿を表示しています

あり得ない、リテーナーなしだなんて

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多くの歯医者さんの HP( ホームページ ) には、「矯正の治療期間はおよそ 1 年から 3 年です」と書いてあります。しかし実際には、この 2 倍前後の期間がかかる事を、知っていますか?矯正治療では、治療を終えた後、保定というものを行ないます。矯正装置を外し、保定装置 ( リテーナーとも言います ) というものを歯にはめます。 参考になるサイトはたくさんあるのですが、例えばこちら… さいとう矯正歯科医院 のHPで、保定期間について分かりやすく解説しています。 矯正装置は、歯に力をかけ歯を動かすものです。保定装置はこれとは異なり、歯が動かないよう、固定させるためのものです。歯に力をかけたりはしないので、矯正治療で辛かった、あの痛みはありません。 ただし、装置そのものは、ワイヤやマウスピースでできているんです。なので、矯正装置と勘違いしてしまいそうです。しかしよく見ると、歯を固定させるための物であり、歯を動かす物ではない、そうではなく動かないようにするための物だということが分かります。 こちら… 恵比寿ますだ矯正歯科 のHPで、たくさんあるリテーナーの種類を、写真付きで分かりやすく説明してくれています。 知っていますか? 後戻り 矯正した歯は、放っておくと元の位置に戻ろうとします。窮屈な所ではなく、収まりのいい所、居心地のいい所へ動いてしまうのです。これを、後戻りと呼んでいます。矯正治療を終え数年後経つと、歯が後戻りしてしまっている!せっかく長い期間をかけ、高いお金を払って治療をしたのに…そんな悲しい話をたまに聞きます。 保定期間の長さは どのくらい? こうならないために、矯正治療を終えた後、保定装置を装着します。この期間を、保定期間と言います。症状によってこの期間は変わりますが、おおよそ治療期間と同じくらいの時間をかけて、保定を行ないます。治療期間が 2 年間であれば、保定期間も 2 年となる事が多いようです。 ただし、症状によっては 5 年経っても 10 年経っても装着し続ける場合もあるようです。こう書いてしまうと、うんざりしてしまいますよね?ただ実際には、始めの頃は 24 時間装着していなければならないものの、半年後には寝ている時だけでいい、 1 年後には 2...

部分矯正できる歯は少ない

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前歯など、歯の一部だけにマウスピース、もしくはワイヤとブラケットを装着する、部分矯正。治療費がリーズナブルになる、治療期間が短いといった特徴があります。 何しろ、矯正治療というものは、お金がかかります。治療期間も長いんです。 60 万円から 100 万円以上、 2 年から 4 年もしくはそれ以上となることもあります。 これに比べて部分矯正は、数万円、 1 年未満で済むとされています。経済的に余裕のない学生や 20 代の人からすれば、とてもありがたい治療方法です。 一例として、とても分かりやすくまとめている 三橋矯正デンタルオフィス の価格表を取り上げてみます。部分矯正と全顎(がく)矯正の、価格の違いが判ります。 そこで、注意してほしい点を挙げてみます。 ①    下の歯を矯正しなくていいのか ②    抜歯をしなくていいのか 上の歯だけでなく 下の歯も動かさないと いけない場合があります ①     について。 例えば出っ歯の場合、下の前歯が上の前歯を裏から押しているようであれば、下の歯も矯正しなければなりません。上の歯だけを奥へ移動させようとしても、下の歯が邪魔をしてしまうからです。 また、前歯で食事をする際、上の歯と下の歯がしっかりとかみ合い、食べ物をかみ砕くための調整が必要な場合もあります。そのためには、移動し終わった上の歯と、下の歯がかみ合うように、下の歯も矯正しなくてはなりません。 歯を動かすには その分の スペースが必要です ②     について。 こちらの記事「 マウスピースによる矯正 」でも説明していますが、歯を動かすには、その分のスペースが必要となります。 歯は、知っての通り、とても硬いものです。骨と同じで、押しても引っこみませんし、伸び縮みもしません。したがって、前に出た歯を無理やり押し込んでも、また飛び出してしまいます。 なので、矯正治療では多くの場合、抜歯をします。前から 4 番目に生えている第一小臼歯 ( しょうきゅうし ) 、もしくは 5 番目にある第二小臼歯は、食事のかみ砕きにあまり参加していないの...

裏側矯正、やってる歯医者さん、やってない歯医者さん。

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こちらは、青山骨董通り矯正歯科(現・渋谷矯正歯科)による、 裏側矯正の装置を装着する模様を撮影した映像です。   歯の裏側へワイヤとブラケットを装着する、裏側矯正。舌側矯正とも呼ばれています。 歯の裏側へ装着するので、口を開けても見えにくいことが特徴です。思い浮かべてほしいのですが、歯の裏側というものは、相手の口の中をグッと覗きこまない限り、見ることはできません。したがって、数年間といった長い矯正治療の中で、誰にも知られることなく治療を終えることができた、という人も多いようです。 ここで想像してみてほしいのですが、歯医者さんの方でも、歯の裏側へ指を入れ、ワイヤとブラケットを装着するのは、かなり難しそうに感じませんか?しかも、どのような角度から、どのくらいの力を加え、歯を押したり引いたりすればいいのか、しっかりと測定・分析しなければならないのです。 まずは歯型を取り、シリコンなどで患者さんの歯型模型を作り、その上にワイヤとブラケットをつけてみる場合もあるようです。その段階でワイヤをブラケットに通してしまってから、患者さんの歯へ装着するのです。 裏側矯正が高額となる理由 このように手間がかかることもあり、歯の表面に装着する表側矯正よりも、一般的に治療費の高額となることがたまに傷です。出っ歯であれば、表面に器具を装着し、奥へ押してあげればいい。でも、裏側矯正ならばそのようにはいきませんものね。 したがって、歯科医師の技術・経験・知識を求められる治療であり、その技術料といった形で費用が高くなるわけです。治療期間も、表側矯正よりは長くなることが多いようです。やはり、歯への力の掛け方が難しいんでしょうね。 さて、マウスピースによる矯正しかやっていない、表側矯正しかやっていない歯医者さんが、あれこれ理由を述べて「うちは敢えて裏側矯正を扱っておりません」としているのを見かけると、ただ単に歯科医師の技術・経験・知識がないだけなのではないかなあ…と思ってしまいます。僕としては、裏側矯正も、表側矯正も、マウスピースによる矯正も、言い訳をせずに全ての治療方法を扱っている歯医者さんをお勧めします。 【今週のスポットライト!】 敬愛してやまない、 久保田麻琴 さん。 最近では、...