くせがあると、矯正治療しても改善できない場合があります
頬杖・歯ぎしり・指しゃぶりなどのくせ・習慣があると、せっかく矯正治療を受けても、歯並びが改善されない場合があります。また、このようなくせ・習慣があると、元はよかった歯並びが悪くなる場合があります。 頬杖や指しゃぶりは、自分自身の努力で止めることができそうです。しかし、寝ている時に無意識のうちにしてしまう歯ぎしり ( ブラキシズム ) は、止める事が難しそう。そんな場合は、歯医者さんで歯型を取り、マウスピースを作ってもらうといいようです。歯ぎしりそのものは止められないものの、歯を保護することが期待できます。 こちら、 デンタルアトリエ自由が丘歯科 の HP で、マウスピースを写真付きで解説なさっています。 歯ぎしりの原因は? 歯ぎしりの原因は、不明とされています。ストレスという意見が多いものの、医学的な立証は未だないようです。参考に、以下の論文を読んでみましょう。 「 睡眠時ブラキシズム臨床診断の現状と展望 」馬場一美さん、安部友佳さん ( 以上昭和大学 ) 「 睡眠医学は睡眠時ブラキシズムの診断・治療に必要か? 」加藤隆史さん、原木真吾さん、辻坂亮子さん、東山亮さん、矢谷博文さん ( 以上大阪大学 ) これらを読むと、歯ぎしりを発症している人は、不眠症になる原因を持ち合わせていることが書かれています。具体的には ・飲酒 ・喫煙 ・カフェイン ・血圧を下げる薬や抗鬱剤の服用 ・ストレスや不安 ・睡眠時無呼吸症候群 ・足や口やあごのびくつき、睡眠時てんかん ・睡眠関連胃食道逆流症 これらは、睡眠の妨げになる理由として知られていますが、歯ぎしりをする人に見られる特徴でもあるようです。 歯ぎしりによって ドーパミンやエンドルフィンが 分泌されます 歯ぎしりをすると、脳の中にある神経細胞から、ドーパミンやエンドルフィンと呼ばれる物質が分泌され、ほかの神経細胞へそれらが接触することで、情報を伝えることが確認されています。ドーパミンが分泌されると、喜び・快楽・意欲・幸福を感じやすくなります。エンドルフィンは、痛みを和らげる作用があります。 これらの物質を「脳内麻薬」と呼ぶ人がいるのですが、人工で作ら...